赤十字学園について

赤十字学園について

理事長メッセージ

学校法人 日本赤十字学園
大塚 義治

学校法人日本赤十字学園は、医学・医療の高度化に応えられる、より質の高い看護師を養成するため、日本赤十字社の運営する看護師養成施設の高等教育部門として、昭和29年(1954年)に創立されました。
今日では、6つの看護大学と6つの大学院、1つの短期大学を擁し、他に類をみない看護・介護福祉系の学園に発展し、多数の優秀な人材を世に送り出しているものと自負いたしております。

赤十字は、世界191カ国で様々な人道支援活動を展開している国際的な団体であり、運動体であります。我が国においては、明治10年(1877年)に誕生しましたが、明治23年(1890年)には早くも看護師養成事業に取り組み、その歴史はすでに1世紀以上におよんでおります。

しかしながら、進歩と変化の激しい今日、社会は更なる広い知識と高度な技術を持った人材を求めております。また、より深く支え合い、人の痛みを分かち合える、心豊かな人材を求めております。

このような時代の要請に応え、21世紀を担う人材の育成を図るためには、これまでの本学園の実績を基盤として、更なる飛躍を期さなければなりません。

看護・福祉教育を取り巻く今日の環境は、まことに厳しいものがあり、それに伴う課題や難問も山積いたしておりますが、本学園一同は一丸となって大学運営に取り組んでおります。

学生の皆さんの豊かな成長を期待するとともに、保護者の方々、卒業生の皆さまをはじめ、関係の皆さまには従来に増しての力強いご協力とご支援をお願い申し上げます。

建学の精神

スイス人アンリー・デュナンは1859年、北イタリアのソルフェリーノにおいてオーストリア軍とサルジニア・フランス連合軍との戦いに遭遇し、その惨状を目の当たりにし、「傷つき武器を持たない兵士は、もはや兵士ではない。一個の人間として敵味方の区別なく救わなければならない。」と、周辺の住民と協力し、不休で傷ついた兵士の救護に当たりました。これが赤十字の生まれるきっかけとなったのです。

また、日本においては明治政府と薩摩の西郷隆盛を中心とする反政府軍との間に起きた西南戦争の際に、パリの万国博覧会で赤十字の存在を知っていた佐野常民と大給恒の二人が博愛社(後の日本赤十字社)を設立し、やはり敵味方の区別なく負傷者の救護に当たったのでした。

赤十字の創始者
アンリー・デュナン
(1828年〜1910年)

日本赤十字社
初代社長 佐野常民
(1822年〜1902年)

学校法人日本赤十字学園の設置する赤十字の各看護大学は、この「敵味方の区別なく」、「人間の生命と尊厳を大切にする」という赤十字の人道の理念に基づいて、将来、看護師や介護福祉士として、人の生命や健康を守るために力を尽くそうと志す人材を育成します。その人たちが、目指す資格を取得するために必要な高等看護教育・介護福祉教育を行ないます。
 日本赤十字学園の各看護大学は、卒業生が、卒業後あるいは将来において赤十字のマークを胸に、常日頃から看護師、介護福祉士としてその使命を果たすことに加えて、大規模災害時や、紛争の際に国境を越えて人間の生命と尊厳を守るために活躍することを期待します。

そのため、看護師、介護福祉士資格取得のための技術、知識の修得に加えて、赤十字や国際人道法の基本的知識、災害看護や国際保健等の知識や技術の修得に必要なカリキュラムを準備します。

教育理念

日本赤十字学園の各(看護)大学は、建学の精神に基づき、これを具現化するため次のことを共通の教育理念として掲げ、教育に当たります。

なお、各大学の特色発揮のため、各大学によりこれらに加えられるものがあります。

  • 赤十字に関する理解と共感を育むこと。
  • 看護に関する基本的な知識、技術、態度を身につけること。
  • 自ら学ぶ姿勢を重視した演習や実習を行うこと。
  • ヒューマン・ケアリングの実践、教育、研究の領域において、リーダーシップを発揮する基礎的能力を涵養すること。
  • ヒューマン・ケアリングを実践するために、豊かな人間性と幅広い教養を涵養すること。
  • 保健、医療、福祉の幅広い分野で活躍できること。
  • 高度専門医療に対応できること。
  • 国際的な医療に対応できること。
  • 赤十字の主要な活動である災害救護活動で活躍できること。
  • 地域社会に開かれた大学としての活動を行うこと。
東郷青児作 「ソルフェリーノの啓示」東郷青児作 「ソルフェリーノの啓示」

アクセスマップ

東京都港区芝大門1-1-3 日本赤十字社ビル西館6階
TEL:03-5472-2836

アクセスルート
  • 地下鉄 都営三田線/「御成門」駅A3b出口徒歩約6分
  • 地下鉄 都営浅草線・大江戸線/「大門」駅A5 出口徒歩約7分
  • JR 山手線・京浜東北線/「浜松町」駅北口徒歩約12分