日本赤十字国際人道研究センター

人道研究ジャーナル2019 vol.8

赤十字前夜のアンリー・デュナン——アルジェリアに思い描いた夢と現実 廣渡太郎
アンリー・デュナンとカタリーナ——百年前に日本へ派遣されたデュナンの特使 ハンス・アーマン著/五十嵐清訳

赤十字社連盟創設100年
赤十字社連盟の成立の実状(1926) 蜷川新/太田成美訳
人道・帝国・植民地——第一次世界大戦期のアジア太平洋地域における国際赤十字運動 牧田義也

人道と開発のNEXUS(連携)を超えて——人道危機対応の課題 ゴメズ・オスカル/川口智恵

特集1:死と向き合う支援

臨床宗教師の誕生とその意義 鈴木岩弓
DMORT(災害死亡者家族支援チーム)設立の経緯と現状 吉永和正
DMORTの活動——日本初、熊本地震遺体安置所における警察との協働から 河野智子

災害時の「こころのケア」の共通理解に向けて 齋藤和樹

特集2:火山噴火災害と救護

火山防災の推進に向けて——意識改革求められる「低頻度災害」への備え 新堀賢志
本白根山噴火災害時の医療救護体制について——群馬県統合型医療情報システムによる情報共有と課題 中村光伸
2014年御嶽山噴火災害における日本赤十字社の活動 星研一

救護を取り巻く新たな課題に対応——62年振りに日本赤十字社救護規則を大改正 山澤將人

特集3:中立と公平を巡って

中立と公平をめぐる議論 井上忠男
赤十字と国連を比較してみえる公平と中立の現状 河合利修
1996年のペルー事件における「中立」概念についての一考察 中田晃

オーストラリア赤十字社の人道法普及活動——紛争地外におけるその手法と意義の諸相 齊藤彰彦
《トピック》試される人道の力——ICRC国際法・政策局長ダーラム博士が来日
人道支援と赤十字 野々山忠致
《シンポジウム》人のいのちを守る赤十字の人道支援——大阪府民のための国際人道法講座を開講
日本のジュネーヴ条約加盟——博愛社時代の外交交渉記録から 喜多義人

特集4:ボランティアの力

期待されるボランティアの力——赤十字の原点を振り返って 畑厚彦
大阪府北部地震「災害ボランティアセンターへの運営支援活動」と関係団体との協力・連携・協働 森正尚

看護基礎教育課程における災害看護教育の現状(第1報)——日本赤十字社看護基礎教育機関と設置主体の異なる看護基礎教育機関との比較 佐藤美佳
《インタビュー》日赤看護婦・戦時救護活動
傷病兵にも爆弾の雨 永岡としえ
満州からシベリア抑留へ
日本赤十字社と幕末明治の鍋島家 関根フミ

編集後記